「明日の学力」診断(「あすがく」)
「明日の学力」診断(「あすがく」)

明日の学力診断とは

自らが学ぶ力や思考力・判断力・表現力を測り、
どう学べば学力が伸びるのかを提示する、
新しいタイプのテストです

これからの時代には、自分の特質を活かす力(学ぼうとする力)、今もっている知識を活用して解決の方法を考えて実行する力(学ぶ力)、そして新しく習得した知識(学んだ力)の3つの力が必要になります。文理は、この3つの力を「明日の学力」と定義しました。

「明日の学力」は全教科の学力を基礎づける力です。「明日の学力」を伸ばすことで、苦手な科目を克服し、得意な科目をさらに伸ばすことが期待されます。

2つの調査で「明日の学力を診断」

「学ぼうとする力」調査,「学ぶ力・学んだ力」調査

あすがくの2つの調査

「明日の学力」診断では、「学ぶ力・学んだ力」調査と「学ぼうとする力」調査の2つの調査を行います。

  • 1

    「学ぶ力・学んだ力」調査

    思考力・判断力・表現力を測定する問題を出題します。
    表現力を測定する問題では、「自分の考えを書く」ことから一歩進んだ「自分の考えを相手に伝える」ことを意識した出題をし、表現力を多面的に診断します。児童・生徒の日学生活に関連するもの、SDGSなど現代的な課題を扱ったものなど、多様な問題で構成されています。

  • 2

    「学ぼうとする力」調査

    アンケート形式の調査です。2024年春から、生徒の非認知能力や学習状況を測る調査にリニューアルします。詳細は「「あすがく」が変わります」のページをご参照ください。

  • 知 識

    思考力・判断力・表現力の
    ベースとなる
    教科の基礎的な知識や処理力

  • 思考力

    知識や与えられた情報をもとに
    一般的な解釈中分析などにより
    内容を理解する力

    • 分析

      情報を細やかな要素に分けて、
      わかりやすくする力

    • 整理

      複数の情報を、規則に従って
      並び替えたり、配置したりする力

    • 理解・把握

      資料や条件に含まれる情報を、
      理解・把握する力

  • 判断力

    情報から自分の考えで推論を立て
    解法などを選択・評価して
    問題を解決する力

    • 比較・関連

      2つ以上の情報や条件を、
      比較・分類したり、関連づけたりする力

    • 選択・評価

      適切な解法や表現方法を選択したり、
      とり入れたりする力

    • 仮説・推論

      情報から、自分の考えを打ち出すことが
      できる力

  • 表現力

    思考力・判断力を踏まえ
    相手にわかる形で
    構成し伝える力

    • 構成・論証

      思考・判断したことの内容をもとに、
      筋道を立てて構成する力

    • 伝達

      自分の考えを自分の言葉で
      相手に伝える力

学ぼうとする力

学ぶ意欲や学びを生活や周囲とのかかわりに活かそうとする力児童生徒の学習状況の診断のほか、個々がもつ非認知能力を見える化

あすがくの特徴

  • 2つの調査で力を測る・伸ばす

    012つの調査で力を測る・伸ばす

    2つの調査結果をクロス分析し、児童生徒の特性に合わせたアドバイスで学力向上をサポート!

  • アドバイス付きの添削型採点

    02アドバイス付きの添削型採点

    どこが間違っているか、不足している内容は何かなど、児童生徒一人ひとりの解答に合った具体的なアドバイス!

  • 新傾向入試に対応

    03新傾向入試に対応!

    「思考力・判断力・表現力」を測る問題で、公立中高一貫校の適性検査や高校入試の新傾向問題の対策に!

  • 使い方も使う場面も自由自在

    04使い方も使う場面も自由自在

    通常授業を補う新教材、塾内の学習判定材料、面談資料、新規塾生獲得などに!

サポートツール

「あすがく」を教室で効果的に活用するためのサポートツールをご紹介いたします。

  • 動画解説

    01動画解説

    「学ぶ力・学んだ力」調査の問題の1問1間について、詳しい解説を動画で提供しています。動画は大問ごとに選ぶことができ、すきま時間を活用してご覧いただけます。
    調査実施後、解答解説に記載された二次元コードからすぐに見ることができ、児童生徒に自主的な振り返りを指示できます。また、WEBの結果資料にも解説動画へのリンクがあるので、資料到着後の復習指導にも効果的に活用いただけます。

  • 予習プリント

    02予習プリント

    初めて受検される場合、見たことのない形式の問題に児童生徒が戸惑うことのないように、あらかじめ受検前に取り組める簡単な例題を用意しています。事前のミニ授業や宿題などでご活用いただけます。

  • 受検者募集用資料

    03受検者募集用資料

    保護者の方へお渡しできる各種資料(ガイドブック、教室用ポスター/チラシ、問題例/解答例)をご用意しております。

「明日の学力」診断の問題例・解答例

小学1年生

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小学2年生

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小学3年生

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小学4年生

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小学5年生

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小学6年生

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中学1年生

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中学2年生

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「あすがく」が変わります

2024年春から、「明日の学力」診断は大きくリニューアルします。

「学ぶ力・学んだ力」調査

すべての学年に「情報」、「問題解決能力×表現力」の問題を新設します。

  • 情 報

    2025年度の大学入学共通テストから「情報Ⅰ」が新設されます。情報にかかわる資質・能力は、小・中・高等学校の各段階で育成されることになり、現行の学習指導要領に反映されています。
    「明日の学力」診断では、入試でも実生活でも必要となる情報の問題を、発達段階に合わせた形で出題していきます。

    大学入学共通テスト 情報
  • 問題解決能力×表現力

    変化の激しい現代では、課類に対し自らの考え、判断し、解決していく力がよりいっそう求められてきています。入試や適性検査においても、問題解決能力を問う問題が出題されています。
    新しい「明日の学力」診断では、問題解決のために「どのように考え、どう行動するか」を記述させる問題を出題していきます。

    問題解決能力を問う問題

「学ぼうとする力」調査

近年教育界で注目されている「非認知能力(点数にして評価できない、内面的で社会的な力)」をアセスメントにいち早く採用。非認知能力を「7つのココロ」に設定し、ルーブリック(評価の観点と尺度を表に可視化した評価方法)で児童生徒の位置を表示し、非認知能力を活かして認知能力を高めるためのアドバイスをします。
生徒の学習状況についても調査して、認知能力と組み合わせた分析結果が出るため、面談で活かすことができます。

「学ぼうとする力」調査で測る7つのココロ
2024年度 春実施「明日の学力」診断 個人成績表
2024年度 春実施「明日の学力」診断 個人成績表

学力向上のカギは
非認知能力にあり!右矢印

中山芳一先生

岡山大学准教授。専門は教育方法学。小中高の校種を超えて、現場の先生方と協働して認知能力と非認知能力の一体的な育成のために注力している。また、子どもたちや保護者の方々を対象に講演も多数行っている。

すでにご存じの通り、これまでも重要視されてきた点数で評価できる学力(認知能力)に加えて、点数にして評価できない内面的で社会的な力である「非認知能力」にも注目が集まっています。
この非認知能力は、学力を高める上でも、スポーツや芸術などのスキルを高める上でも、さらに予測が難しい様々な状況に対応していく上でも、とても必要な力であることがわかってきました。そのような中で、非認知能力だけを特別扱いして、学力(認知能力)と切り離した育成をするようなケースも生まれてきています。
私たちは、あくまでも認知能力と非認知能力は一緒に育成するものであると考えています。認知能力を高める上でぶつかる一つひとつの壁を、ときに粘り強く、ときにやる気を奮い立たせて、ときに他者と協力しながら取り組めば、その壁はきっと乗り越えやすくなると確信しています。つまり、これまで明らかにされてきた通り、非認知能力の育成が、認知能力の向上へとつながっていくわけです。
だからこそ、生徒たちには両方の力をアセスメント(評価)してください。そして、生徒たちが今後それぞれの力をどのように伸ばしていけば相乗効果を生み出せるのかを、アドバイスしてあげてください。そのためにも「あすがく」のご活用をおススメします。

「非認知能力」についての中山先生の解説です。
是非ご覧ください。

実施の流れ

実施の流れフロー図

「明日の学力」診断実施の流れ

  • 「事前指導」予習プリント活用

    初めての受検の場合、事前に例題に取り組み、あすがくの問題に慣れておきましょう。

    実用例

    • 連絡事項

      「あすがく」の告知等で、予習プリントを配付、ミニ授業を実施。

    • 授業前後

      プラスαとしてミニ授業実施。
      宿題として配付して、授業前にコミュニケーション。

    予習プリント
  • 実 施

    実用例

    実施 フロー図
  • あすがく受検後の流れ

    実用例

    あすがく受検後の流れ フロー図

    「あすがく」をより活用して、
    子どもの学習方略(習慣・手段・意欲・評価など)を改善して、学力を伸ばすためのツール(解説動画・振り返りシート)の活用などを解説します。

    レジュメはこちらから
  • フォローアップ

    初めての受検の場合、事前に例題に取り組み、あすがくの問題に慣れておきましょう。

    実用例

    フォローアップ フロー図
    • 振り返りシート活用法

      目標をもって継続的な学習やアドバイスをするきっかけとするために「振り返りシート」を活用ください。「成績表」を目らシッカリみるようになったなどの効果もあります。

    • 面談例

      「あすがく」の成績表において、特に見てほしいところをクローズアップして説明し、保護者、生徒とともに、学力アップを図っていきます。

  • 「明日の学力」診断充実のサポート
    • 解説授業動画

      解説授業動画

      設問ごとにコンパクトに解説。必要なところだけ視できます。「解答と解説」にリンク先のQRコードがございます。

    • 予習プリント

      予習プリント

      初めて解く問題で驚かないよう事前に体験してもらえます。

    • 振り返りシート

      振り返りシート

      学びの健康診断の名のとおり、自己分析して、次の「あすがく」までの目標設定ができます。

実施要項

■実施日程

2024年春実施 2024年秋実施
前半日程 後半日程 前半日程 後半日程
受検申込
(教室・生徒登録)
4月22日(月)~5月26日(日) 5月27日(月)~6月16日(日) 10月1日(火)~10月27日(日) 10月28日(月)~11月10日(日)
問題用紙等の
お届け
5月12日(日)までの受付分
5月21日(火)発送予定
6月16日(日)までの受付分
6月25日(火)発送予定
10月10日(木)までの受付分
10月22日(火)発送予定
11月10日(日)までの受付分
11月19日(火)発送予定
5月26日(日)までの受付分
6月4日(火)発送予定
10月27日(日)までの受付分
11月5日(火)発送予定
推奨実施日 6月9日(日) 7月7日(日) 11月10日(日) 12月1日(日)
事前受検
可能期間
5月25日(土)~6月8日(土) 6月29日(土)~7月6日(土) 10月26日(土)~11月9日(土) 11月23日(土)~11月30日(土)
答案の返送 6月12日(水)
採点センター必着
7月10日(水)
採点センター必着
11月13日(水)
採点センター必着
12月4日(水)
採点センター必着
結果資料
WEB閲覧開始日
6月24日(月) 7月22日(月) 11月25日(月) 12月6日(月)
結果資料
印刷成績表発送日
7月1日(月)
発送予定
7月29日(月)
発送予定
12月2日(月)
発送予定
12月23日(月)
発送予定

※印刷した結果資料のお届けは、お申し込み時にご希望により承っています。
※標準的な実施日を「推奨実施日」として設定しておりますが、事前受検可能期間に実施することも可能です。

■実施概要

実施概要 小学1年生~中学2年生
実施調査 「学ぶ力・学んだ力」調査及び「学ぼうとする力」調査
実施時間 「学ぶ力・学んだ力」調査・・・40分(全学年) 「学ぼうとする力」調査・・・10分(全学年)
実施日程 上記をご参照ください
注文方法 お問い合わせはこちら

■出題範囲

下表に示した内容のほか、情報、問題解決能力×表現力の問題を出題いたします。

春実施 秋実施
小1 小学校入学前まで 小1 7月まで(国語・算数・生活など)
小2 小1まで(国語・算数・理科・社会・英語など) 小2 7月まで(国語・算数・生活など)
小3 小2まで(国語・算数・理科・社会・英語など) 小3 7月まで(国語・算数・生活など)
小4 小3まで(国語・算数・理科・社会・英語など) 小4 7月まで(国語・算数・理科・社会など)
小5 小4まで(国語・算数・理科・社会・英語など) 小5 7月まで(国語・算数・理科・社会・英語など)
小6 小5まで(国語・算数・理科・社会・英語など) 小6 7月まで(国語・算数・理科・社会・英語など)
中1 小6まで(国語・算数・理科・社会・英語など) 中1 7月まで(国語・数学・理科・社会・英語など)
中2 中1まで(国語・数学・理科・社会・英語など) 中2 7月まで(国語・数学・理科・社会・英語など)

よくあるご質問

「明日の学力」診断は、どのようなテストですか?

これからの社会で必要とされる能力を測定するアセスメントです。

社会が加速度的に変化している現在、身の回りの問題や課題に対し、得られた情報や他者の考えなどをもとに、自分なりの解決策を見出すのに必要な「思考力・判断力・表現力」が求められています。
これらの力は 2020年度から施行されている新しい学習指導要領でも重視され、大学入学共通テスト、公立中高一貫校の適性検査、公立高校の入試においても、知識だけでなくその活用が求められる問題が多く出題されています。
「明日の学力」診断は、「思考力・判断力・表現力」がどの程度身についているかを診断し、今後これらの力をさらに伸ばしていくために、どのように日々の学習に取り組めばよいかをアドバイスする、これからの社会で活躍していく子どもたちに必要不可なアセスメントです。

子どもにとってどんな意味があるものでしょうか?

受検により、まずは診断時点での「思考力・判断力・表現力」を把握することができます。

さらに「学びへの意欲・学習方法・学習習慣・学習評価」がわかりますので、自分の学習行動の特徴を把握して、今後の学習にいかすことができます。

大学受験までにはまだ時間がありますが、「明日の学力」診断は必要でしょうか?

小学低学年のうちから受検することには大きなメリットがあります。

大学入試改革の一環として、2021年1月から大学入試センター試験に代わり、「大学入学共通テスト」が実施されました。
2025 年からは新指導要領に基づいた試験が実施され、「思考力・判断力・表現力」がより強く求められます。
「思考力・判断力・表現力」は簡単に身につくものではなく、長い時間をかけて醸成していくことが必要です。
「明日の学力」診断の受検により、その学年で身につけているべき「思考力・判断力・表現力」が備わっているかどうかを知ることができます。「大学入試はまだ先」だと思うのではなく、早い時期から大学入試、その手前にある中学入試や公立一貫校の適性検査、高校入試を見据え、一歩リードできるように「明日の学力」診断をぜひご活用ください。

学習塾にとって、「あすがく」を採用するメリットを教えてください。

「あすがく」を採用していることは、世の中の新しい動きに敏感で、新しい教育を常に意識している学習塾であることを保護者や生徒にアピールできます。 また、具体的には以下のメリットがあります。

  • 「思考力・判断力・表現力」の向上につながるため、合格者実績が向上します。
  • ていねいに「思考力・判断力・表現力」を診断し、学習習慣・学習方法・自己評価などを合わせて診断します。
  • 従来型の教科テストからは判断できない能力を見える化するため、ほめるべきポイントがよくわかります。
  • ていねいな分析を活用することで充実した指導が可能になるため、退塾防止につながります。
  • 最適解を求める記述問題が多く、学力トップ層の鍛え上げが可能です。
  • 詳しい分析資料により、保護者とのコミュニケーションが促進されます。
  • 「あすがく」の成績表を上手に活用することで、経験の浅い講師でも効果的な指導が可能になります。

あすがく 導入教室事例

あすがくを導入している学習塾に導入した経緯や活用方法などのインタビューをおこないました。
インタビュー実施塾:わかば教育セミナー様(兵庫県)アルカディア数学教室様(大阪府)円山アカデミー様(北海道)

あすがく導入塾のインタビューの様子や、あすがくを実施している株式会社文理様が塾雑誌で紹介されました。
動画では収録されていない話も掲載されています。動画とあわせて是非ご覧ください。

塾ジャーナル2021年9月号(わかば教育セミナー様)
塾ジャーナル2021年9月号
(わかば教育セミナー様)
塾と教育2021年9月号(株式会社文理様)
塾と教育2021年9月号
(株式会社文理様)
月刊私塾界2021年10月号(アルカディア数学教室様)
月刊私塾界2021年10月号
(アルカディア数学教室様)
塾と教育2021年10月号(円山アカデミー様)
塾と教育2021年10月号
(円山アカデミー様)
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「あすがく」関連データ一覧